■ごあいさつ |
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本協議会(CIC)は「持たない経営」を基本理念に事業活動を展開すべく、平成16年9月に設立しました。活動の一環として「研修事業」をスタートさせました。会員企業の人材能力の育成のために、社員教育は重要な企業活動ですが、多大の費用と時間がかかります。
CICでは「電子納品研修」と「CAD研修」を中心に研修事業を立ち上げ会員企業の皆様の社員教育の負担を軽減できるようお手伝いをいたします。
さらに、会員企業以外のゼネコン各社の方へも研修の枠を広げていきます。
これを機会に、今後とも本協議会の研修事業をご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
平成17年1月吉日
建設情報化協議会 理事 吉田信雄
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■CICの研修会の特徴 |
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●会員ゼネコン会社が現場での経験をもとに教材を作成し、直接講義しますので、実務に直結した
適用スキルを習得できます。
●講義だけではなく、協賛ベンダーのインストラクターによる市販ソフトを実際に操作しながら電子納
品、CAD図面作成を理解してもらいますので効果的なソフト習得が期待できます。
●集合研修の成果をWebBased Training のプログラムに生かし、在宅でも、職場からでも予習、
復習も随意に行える教育スタイルを業界に提供していきます。 |
■研修会の講師陣 |
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教材編纂 及び 講師陣 (2005年1月現在)
電子納品研修 |
CAD研修 |
e-Learning |
協力会員会社 |
賛助会員 |
協力会員会社 |
賛助会員 |
賛助会員 |
三井住友建設
勝村建設
竹中土木
若築建設
植木組
フジタ
白石
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ティーネットジャパン
川田テクノ
福井コンピュータ
リコー
NECソフト
大塚商会
ラインテック
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西松建設
みらい建設工業
大本組
前田道路
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大塚商会
川田テクノ
福井コンピュータ
ダイテック
リコー |
リコー
TIS
ダイテック
川田テクノ
福井コンピュータ
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■CICの研修会の予定 |
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開講当初は会員企業に限定して研修を開催します。
その後、7月から会員以外の企業の公開募集を行います。
又、CICの研修だけではなく、企業、各種団体が開催する研修にも講師を派遣したり、
研修教材の販売を行います。
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■研修事業化の検討(報告) |
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事業化へ向けた計画立案の事前調査としてアンケートを実施しました。会員ゼネコン23社からのアンケート回答のまとめです。本アンケートをもとに研修の方法と内容の検討を行いました。
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(1) |
開発実施工程 |
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(2) |
電子納品の研修内容 |
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○目的
・電子納品要領、規則、基準、運用ガイドラインの理解
・電子納品に対応した業務、作業方法のやり方を習得
○教育内容
■電子納品の進め方
・事前協議の内容と協議の進め方
・施工段階
・中間検査、竣工検査の進め方
■納品書類の作成と提出
■工事記録の社内活用へ向けて
■情報共有について(現場内ネットワークの構築、受発注者間の共有サーバの活用)
■技術操作実習 ソフトの紹介は代表ソフトベンダー(持ち回り)が自社のソフト機能を集約して概論的な説明を行う
・写真管理(デジカメ撮影、写真ファイル整理)
・文書管理(電子ファイル作成、日常の管理)
・図面管理(CADデータ、SXF変換)
・電子納品ソフト
○目的達成後の二次的成果物の活用
・教材の商品化(製本販売、WBTシステムのコンテンツ)
・部外団体セミナーでの教材使用
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(3) |
CAD実務の研修内容 |
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○目的
・CAD製図基準、同運用ガイドラインの理解
・電子納品要領の理解 ・機能・操作の習得
・現場実務へのCADの利用
○CIC研修の特徴
■受講対象者を明確化
(A)現場で施工管理に従事する社員用の内容
(B)店社で施工計画に従事する社員の内容
■実務に即したCAD利用を習得する
○教育の内容
■CAD基本操作
■実務利用演習
・施工順序図を作成
・設計図をベースに施工図を作成 (型枠支保工、足場、揚重機、土留掘削、場所打杭など)
・進捗、出来高(杭伏、工程)・数量計算(盛切土量計算)
■CALS電子納品対応技術の演習
・チェックソフトの利用
・SXF実習
○目的達成後の二次的成果物
・教材の商品化、WBTの内容へ転換
・実務利用の事例集を編纂し発行する
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